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【青森】青森県南部の魅力を楽しみながら発信する「八戸(はづのへ)サバ嬢」

日本全国でがんばっている女性を紹介する「のぼり坂47」プロジェクト。今回は、青森県から地域の魅力を発信している女子コミュニティ「八戸(はづのへ)サバ嬢」の広報担当、風間一恵さんに聞きました。


愛すべき地元、青森県南部地方の魅力を発信!


みなさん、おつかれサバです! 青森県で活動中の八戸(はづのへ)サバ嬢です。

突然ですが、『青森』と聞いてイメージするものはなんでしょうか。「りんご」「ねぶた」「津軽弁」などの印象が強いのではないでしょうか。

これらは青森県の西側(津軽地方)のもの。私たち八戸サバ嬢が暮らしているのは、青森県の東南(南部地方)です。生活圏は岩手県北地域と近く、方言、食文化、祭りなど、津軽地方とは異なる文化が根付いています。

「八戸サバ嬢」は、青森県南部地方に生息し、「この地域が好き! 人が好き! 食べること飲むことが好き!」な女性たちで結成した“地域おこしグループ”です。メンバーは住んでいる場所も仕事もバラバラですが、みなパワフルで、地元愛に溢れています。

私たちの活動は、地域内で開催するイベントなどに積極的に出かけ、自分たちも楽しみながら「地域の魅力をSNSで発信する」ことをメインにしています。

2019年は「マグ女のセイカン博覧会」への参画(※説明は後述)、全国各地のサバが味わえる「鯖サミット2019 in八戸」でのおもてなし企画やサバ缶PRなども行いました。

また、私たちの活動やこの地域の魅力を広く知ってもらうため、メンバーが地元の情報誌でリレー方式の連載もしています。

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ほっき貝を食べに、おいらせ町へ


自分たちの暮らす地域で、誇りをもって楽しむ人が増えること、そしてたくさんの人にこの地域に足を運んでもらえることを目指し、青森県全体を盛り上げていきたいと思っています。

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田子町のタプコプマルシェに出店(サバ缶せんべい汁)

尊敬する「マグ女」の存在がコミュニティ発足のきっかけ


サバ嬢発足のきっかけは、尊敬する“お姉さま”の存在にあります。津軽海峡を挟む青函エリア(青森と北海道道南地域)で町おこしに取り組む、「津軽海峡マグロ女子会」(通称マグ女)のみなさんです。

マグ女は、北海道新幹線の開業を契機に2014年3月に結成された団体で、地域の魅力を体験できる企画「マグ女のセイカン博覧会」など、地域観光振興や町おこしに取り組んでいて、メディアでも多数取り上げられています。

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「マグ女」のお姉さまとの交流会

マグ女の活動に感銘を受けたサバ嬢の代表木下が、「わたしもマグ女に入れてください!」とマグ女の島さんに相談したところ、「八戸ならマグロじゃなくて、サバ嬢がいいんじゃない!?」と切り返され、その言葉を受けて、八戸周辺のメンバーを集めてサバ嬢を発足することを決意!木下がつながりのある各地のプレイヤ―を直接スカウトして歩き、サバ嬢は結成されました。
メンバーの仕事は商工観光、移住定住、農家、カフェ経営などさまざま。全員の時間がなかなか合わないこともありますが、月1回定例会を開いてコミュニケーションを取るようにしています。

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月一定例会

同時に、サバ嬢のサポーターメンズチームの「サバ嬢のレイ君」も発足(ネーミングは「サバの冷燻」が由来とか)。合わせて約30名のメンバーが名を連ねています。(数字に関してはサバを読みますので正確な数字は内緒です(笑))

各地のイベントに参加するほか、イベントのお手伝いをしたり、メンバーが主催するイベントに参加したり。果樹農家メンバーの畑に収穫のお手伝いをしに行ったり、酒蔵見学に行ったり。観光だけでなく、多角的に地域の魅力に触れる機会を積極的に作り、まずは自分たちが地域のことを学ぶ姿勢を大事にしています。

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南部町で果樹園のお手伝い

2020年の夏に2周年を迎える、サバ嬢の今後の夢は?


私たちは「自分たちのペースで地道に活動を続けること」を大事にしているため、まだあまり派手な活動はありません。しかし、新メンバーの加入もあり、じわじわと活動の広がりを感じています。2020年の夏には、サバ嬢2周年を迎えます。

今後やりたいことはたくさんあるのですが、主には

サバ嬢が主催して、地域のみなさんに参加していただくイベントを仕掛ける
地域の企業や大学とのコラボ商品、イベントなどを企画する
地域内の団体、マグ女などをはじめ県内の各団体のみなさんと連携し、青森県全体を盛り上げる活動につなげる
といったことを考えています。

私たちの活動を通じて地域間の交流が活発になったり、子どもたちや若い世代へ地元の素晴らしさを伝えられたらとてもうれしいです。

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サバ缶工場見学



全国の女性へのメッセージ


個人的な話ですが、私は青森にUターンしてきた当時、青森の女性はイキイキとしていて、とても輝いていると感じました。「自分もこんな風に人生を送っていけたら幸せだなぁ」と強く思うと同時に、これは青森の自慢できる部分だとも思いました。サバ嬢にもマグ女にも、そんな風に思わせてくれる、人生を楽しんでいる女性たちがたくさん集まっています。

サバ嬢の活動を通じて、自分らしく生き、楽しむ仲間とつながっていけたらいいなと考えています。ぜひ仲間に加わってください!

★好きな言葉★

すべては地域の未来のために!

八戸サバ嬢は、地域にとって「身近な存在」でありたいと思っています。また、サバは「多数で群れる回遊魚」。わたしたちは、サバのようにチーム一丸となって地域を回遊しながら、この地域の魅力を発信することで、地域を元気にしていきたいと思っています。「すべては地域の未来のために!」

八戸(はづのへ)サバ嬢

 https://www.facebook.com/hachinohe38jou/

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おつかれサバーです! 2018年7月14日にデビューした「八戸(はづのへ)サバ嬢」です。青森県南地域を愛し、人を愛し、食べることを愛する女性たちが集まって活動をしています。自分たちもこの地域を愛し、楽しみながら「人の魅力と暮らしぶり」を守り、受け継ぎ、発信していきます。





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