宇多丸さん、こばなみさん、こんにちは。約1年前に、海外での途上国支援の仕事と、夫の転職についての悩みでご相談させていただいたSayaです。
その節は本当にありがとうございました。私のキャリアや生活についてお二人が寄せてくださったご意見や考え方は、とても励みになりましたし勇気づけられました。 掲載していただいてから今まで、2人目の子どもが生まれ（前回の悩み相談を投稿して間もなく妊娠がわかりました）、子供たちは元気に育っている一方、夫の転職先がコロナの影響を受けて経営難に陥り、職を失ってしまいました。
一方、私の途上国支援の仕事は続いていて、今は夫に子どもを見てもらいながら仕事をしています。夫は専業主夫として家事も育児もほぼすべてこなしてくれており、私が仕事に打ち込めるよう協力してくれてとても助かっています。昨年と変わらず私の仕事は不安定で、さらにコロナの状況も加わってもちろん楽観視はできない状況です。しかし前回の回答で宇多丸さんがおっしゃってくださったとおり、根本的な意味での「将来への不安」そのものが無くなることはないと思うので、その中でもできるだけ夫とのコミュニケーションをとり、協力し思いやり合って、もし仮に私の仕事の契約が切れて一時的に世帯収入がなくなるようなことがあっても、落ち込まず別のソリューションを探せるような前向きな心持ちでいたいです。
そしてもう少し長期的には、宇多丸さんのおっしゃった「他の人では代替不可能な技術や能力」を備えた強い人になれるよう、スキルアップや経験を重ねていきたいと思います。こういう考え方ができるようになったのも、お二人の回答のおかげです。現状や将来について悩みそうになったり、他の人や家庭と比べて落ち込んだりしそうなときには、この回答を読み返しています。ほんとうにありがとうございました。宇多丸さんもこばなみさんもお体に気をつけてがんばってください！　これからもずっと連載が続くことを願っています。
（Saya・32歳・海外）

ライムスター・宇多丸
日本を代表するヒップホップグループ「RHYMESTER（ライムスター）」のラッパー。
TBSラジオ「アフター６ジャンクション」（毎週月曜日から金曜日18:00-21:00の生放送）をはじめ、TOKYO MX「バラいろダンディ」（隔週金曜日21:00～21:55）など、さまざまなメディアで切れたトークとマルチな知識で活躍中。

※3/4（土）大阪BIGCATなど、ワンマンライブ・シリーズ『ライムスターイズインザハウス』、2023年（新）シーズンの詳細はこちら

※SOIL&”PIMP”SESSIONSにRHYMESTERを添えて「初恋の悪魔 -Dance with The Devil-」（日テレ系ドラマ『初恋の悪魔』最終章テーマ曲）が発売中！

女子部JAPAN(・v・)こばなみ
2010年、iPhoneの使い方がわからなかった自身と世の中の女子に向けた簡単解説本「はじめまして。iPhone」を発行し、「iPhone女子部」を結成。現在はコミュニティ＆メディア「女子部JAPAN(・v・)」として、スマホに限らず、知りたいけど難しくて挑戦できないコトやモノをみんなで一緒に体感する企画を実施。最近はフェムテックなど、女性ならではのコンテンツを発信中。