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【大阪】世界に元気を発信! 大阪のオバチャンアイドルユニット「オバチャーン」

日本全国でがんばっている女性を紹介する「のぼり坂47」プロジェクト。今回は、大阪から世界へ元気を発信している大阪のオバチャンによるアイドルユニット「オバチャーン」のメンバー・舟井栄子さんに聞きました。


通天閣でのフリーライブをメインに、メディアでも活躍中!


私たちオバチャーンは、現在は新型コロナウイルス感染症の影響で休止中ですが、2カ月に一度、新世界の通天閣でフリーライブを開催。1回30分程度の公演を計3回実施! パワフルに活動しています。

「大阪のオバチャンのパワーで、世界を元気にしたいと活動していますが、まずは、その前に私たち地元の大阪を元気にしないとあかん」というのがプロデューサーである日座裕介さんの想い。

ライブでは、これまでリリースしてきたオバチャーンの全6曲を踊りながらフルコーラスで披露しています。幅広い年齢層の方に観ていただいていますが、観光に来ていた外国人の方も物珍しげに観てくれるなど、毎回大盛況です。実は、オバチャーンのファンは“オバヲタ”と呼ばれていて、ありがたいことに少なからずいてくださり、毎回観に来てくれて熱い声援を送ってくれます。

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ライブ後には、グッズを買った人への写真撮影や、希望者には人生相談を受け付ける時間もあったりするんですよ。

そして、ライブパフォーマンス以外にも、テレビ出演やCM出演といった活動もしています。
大阪の官公庁からのCM出演依頼が多くて、痴漢とか退治してくれそうなイメージがあるのかもしれないですね。
あとは、関西圏のミセスが観光で訪れるような他県からのオファーもありますよ。

YouTubeでも配信しているので、ぜひチェックしてみてください。


きっかけは、絶滅危惧種の“大阪のオバチャン”を保護せねば! というミッション


オバチャーンは、プロデューサーの日座さんが12年前、転職で東京から大阪に来たときに気づいたことがきっかけで生まれました。

日座さんは、ヒョウ柄の服を着て、パンチパーマで自転車に乗って、アメちゃんくれるオバチャンが、大阪にはたくさんいると思っていたそうです。いざ、大阪に来てみたら、それが全然いない。まわりの人から聞いたら、そんなオバチャンはもう絶滅危惧種だと言われ、「それだったら、なんとか保護してこの文化を残したい」と。

それで、日座さんは、仲間とともに大阪をPRするためのCMコンテストへ「大阪のオバチャン」というテーマで応募。準大賞を獲得したんです。そのときにオバチャン役を演じたのが、私、舟井でした。

私と初めて会ったときに、イメージしてた“大阪のオバチャン”にすっごくピッタリだったんですって! おせっかいなこと言うけど、でもやさしいところがあって。そういえば、私、本当にアメちゃんを日座さんにあげてましたわ(笑)。

それで、2011年にオバチャーンの原型となるグループが誕生。日座さんいわく、AKB48やももいろクローバーZなどのグループアイドルブームを見ていて、いつか自分もつくりたいと考えていたからなんだとか。そして、2012年にオバチャーンとしての活動がスタートしました。

私以外はオーディションで選ばれたというメンバーですが、当初は中心メンバーの7人(仏セブン)を含めて47人で活動。しかし、メンバー内のポジション争いなどがあり、一気に40人やめてしまったことも…。脱退・加入を経て、2020年現在は、仏セブンを含めた15人で活動中です。

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昨年は「G20大阪サミット」があったので、世界に届くように全編英語の歌詞で歌った「OBA FUNK OSAKA」をリリース。シンガポールの首相から「高齢社会であるシンガポールも見習いたい」といったコメントをもらったり、英国BBC放送から取材されたりしたことも。

ちなみにこの楽曲は、バブリーダンスで有名な登美丘高校ダンス部コーチのakaneさんが振り付けを担当。実は、私のアルバイト先のコンビニに、akaneさんがお客さんとして来たという、偶然の出会いがあったんです! おかげでこの奇跡のコラボが実現しました。
登美丘高校ダンス部OGとの「年の差50歳のダンスバトル」をコンセプトにしたミュージックビデオも完成。世代間ギャップがすごいので、ぜひ見てほしいですね。

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目標は、2025年の大阪万博のコンパニオン、そして世界へ!


今の目標は、2025年の大阪万博でコンパニオンをやること。

日座さんは「ヒョウ柄を着たコンパニオンが歩いていて、海外の人にコンパニオンのほうから話しかけていくっていう(笑)。英語とかしゃべれなくても、ぐいぐい行きますから! AIを超えた温かみみたいなのも伝えられると思うんですよね」とおもしろがっています。

そもそもオバチャーンの活動は、「全国というより世界がターゲット」というのが日座さんの考えです。
今は新型コロナウイルスの影響がありますが、これまで大阪へ観光に来てくれる人のほとんどが外国人。それは、東京ではない、もうひとつの日本の顔として大阪に関心を持っている海外の人が多いからです。そんな大阪の魅力のひとつに、オバチャーンはなりたい。

「歳をとっても、元気でパワフル。口やかましいけどやさしいことを言ってくれて、ヒューマニティあふれているオバチャン。海外の人にとって、そういうアイコンにオバチャーンがなってほしい」というのが日座さんの想いです。

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私はいつも言うんですが、人生には3つの坂がある。登り坂、下り坂、もうひとつは、“真坂の坂”です。
今回の新型コロナウイルスも真坂の坂。誰も予想していないできごとで、今後どうなっていき、いつまでこのまま続くのか、先の見えない戦争のようなもので、とても不安です。

でも、大阪万博までは健康に気をつけて、世界の人に大阪のオバチャンの元気とパワーを見てもらえるように、万博のお手伝いがしたいと思っています。

私もメンバーも、大阪万博、そして世界に向けて気合は十分です!


どんなことがあっても大きな声で笑うこと!


大阪のオバチャンの、少し口うるさくて人情味あふれる、そして、いつも大きな声で笑って人に元気を与え、いつも明るく前向きなところは、若い人にも受け継いでもらいたいです。

人生、生きていれば大なり小なり、いろんなことがあります。私も昭和、平成、令和と生きているなかで、いろんなことがありました。何回も真坂の坂に転がりましたが、これも心の持ちようというか、気持ちの持ちようというか。
私も還暦が過ぎてから、オバチャーンのメンバーに入れてもらって、今まではライブとかお芝居は見る側でしたが、今は見てもらう側になり人生を楽しんでいます。
何を言っても女性の笑顔に勝るものはないと思います。
みんなで、最高の笑顔で、大きな声で笑いましょう!

★好きな言葉★

いつもよう寝て、よう食べて、ようしゃべって、よう笑うこと

何か心配ごとや悩みがあれば食欲もなくすし、神経性胃潰瘍になったり、不眠症になったりしますが、よう寝られて、食べられることは健康の印です。
ようしゃべって笑うということは、血液の循環もよくなり顔の筋肉も動くので、顔のマッサージが必要ありません。一石二鳥です。(舟井さん)

大阪のオバチャンによる“絡んでくるアイドル”ユニット
オバチャーン

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大阪のオバチャーンパワーで世界を元気に。
ケチで下品でやかましい。けれど人情深くて義理堅い。そして何より最高におもしろい。
そんな大阪のオバチャンたちがコンセプト集団“オバチャーン”となって暗い世の中に殴り込み。
持ち前のおせっかい精神とやかましさを武器に世界を元気にする活動をスタート。
「絡んでくるアイドル」をコンセプトとして人と人との生のコミュニケーションを活性化させます。

●元気が出るオバチャーン語録:https://www.obachaaan.com/元気が出るオバチャーン語録/
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