宇多丸さん、こばなみさん、こんにちは。その節は力強いお言葉とアドバイスをいただき、とても心強く嬉しかったです。ありがとうございました。今日は、その後のお話しをさせていただこうと思います。私が相談に乗っていたうちの一人が、先月会社を卒業していきました。彼女自身専門スキルを持っていたため、組織にいるよりも一人のほうが力を発揮できるということで、フリーで頑張って行くことに落ち着いたようです。退職の際、なぜ自分が退職するのか、最終出社日に上司に伝えたという報告をもらいました（もしも、余力があったらで構わないから、機会があったら上司に伝えて欲しいと依頼していた）。辞める彼女に対して上司はまだ、言い訳を続けていたようですが（苦笑）、彼女自身、今まで言えずにいたことを言えて、かなりスッキリした！と清々しい様子でした。伝えてくれたことに感謝と、彼女自身の未来を願って送り出しました。
会社の方ですが、この春からに向け、構造改革の具体的な内容が発表されました。変化に対応する組織にするため、柔軟に対応できるように、さらに若くても実力がある人たちが上にあがっていくというものでした。大きな追い風が吹いてきました。
私はというと、今の上司と部署の先輩とともに、新しい部署に異動になったのですが、アラフィフの私が、なんとチームの最年少に（笑）。前から同じ部署ではあるので、各人のひととなりはよくわかっていたんですが、皆さん新卒からずっといらっしゃる方ということもあり、良くも悪くも会社を良くご存じ、その分、固定概念もガチガチの状態。これはどうしたものか、先を考えると頭が痛いと思っていたところ、なんと、ひと回り年下の青年が別の部署から異動してきました！　彼は中途入社３年目、前職で営業を経験していてフットワークも軽く、柔軟性もあって一気に目の前が明るくなりました。そんなタイミングで上司から彼と二人で新たな企画を立てるようにと指示が。彼にこの企画で若手育成要素を入れたいという想いを伝えたところ、二つ返事でいいですね！と考えを支持してくれ、現在、二人で企画立案中です。まさに、神タイミングと言ってもいい流れ。ひと回り若い同僚とともに、さらにもうひと回り若い若手をフックアップできる、私が今の会社に入って 一番の企画ができそうです。もし万が一、この企画を却下されそうになったら、宇多丸さんにアドバイスいただいた、会社の方針を「盾」に上層部と戦いたいと思います（スイミーの数を増やします！）。この、企画が通ったら、またご報告させて頂きますね!!　頑張ります!!
（猫まみれ・47歳・東京都・会社員）

ライムスター・宇多丸
日本を代表するヒップホップグループ「RHYMESTER（ライムスター）」のラッパー。TBSラジオ「アフター６ジャンクション」（毎週月曜日から金曜日18:00-21:00の生放送）をはじめ、TOKYO MX「バラいろダンディ」（隔週金曜日21:00～21:55）など、さまざまなメディアで切れたトークとマルチな知識で活躍中。

※3/4（土）大阪BIGCATなど、ワンマンライブ・シリーズ『ライムスターイズインザハウス』、2023年（新）シーズンの詳細はこちら

※SOIL&”PIMP”SESSIONSにRHYMESTERを添えて「初恋の悪魔 -Dance with The Devil-」（日テレ系ドラマ『初恋の悪魔』最終章テーマ曲）が発売中！

女子部JAPAN こばなみ
2010年、iPhoneの使い方がわからなかった自身と世の中の女子に向けた簡単解説本「はじめまして。iPhone」を発行し、「iPhone女子部」を結成。2015年からは「女子部JAPAN」として、Webでのコンテンツ発信とイベントを企画・実施。2022年からは「F30プロジェクト」と題して、リーダーとして働く女性の生声を取材し、noteで発信。女性活躍推進など、"女性"という枕詞がなくなる世の中を目指している。