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気になる企業とDE&Iトーク集

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「2030年に“女性活躍”の言葉がなくなるには、何が必要?」DE&Iに取り組む企業の担当者にあれこれインタビュー。理想論やきれいごとで終わらない、血の通った思いや視点が覗けます。
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#F30

男性育休100%や無期限の介護勤務制度。1990年代の本気の女性活躍支援が、全社員の好循環へ

2030年までに“女性活躍”という 言葉がなくなる世界をめざして、 リーダーとして働く女性を応援する F30プロジェクト。 今回は、時代に先駆け、2007年より 「ダイバーシティ推進プロジェクト (現:ダイバーシティ&インクルージョン推進プロジェクト)」を 進める大塚製薬株式会社の 取り組みをご紹介します。 プロジェクトを立ち上げたきっかけや 背景、これまでの取り組みをはじめ、 これからについて、 人事部の 田中 静江さんに お伺いしました。 1964年に設立された大

社員の意志=Willこそが企業の新たな価値をつくり出す。ポーラが考えるD&I経営とは

2030年までに“女性活躍”という 言葉がなくなる世界をめざして、 リーダーとして働く女性を応援する F30プロジェクト。 今回は 美容サービスや化粧品を手がける 株式会社ポーラにお邪魔して、 人事戦略部ワーキングイノベーションチームの 廣川 直子さんにお話をお伺いしました。 ジェンダーエクイティ(男女公正)と女性のエンパワーメントに力を入れるポーラは、2021年には「男性育休100%宣言」に賛同、23年には育休取得期間の目標を3カ月以上とするなど、育児と仕事を両立しやす

カルチャーやバリューは、「ここは一緒」の拠り所。社員の多様化からイノベーションを生むための人事戦略とは

2030年までに“女性活躍”という 言葉がなくなる世界をめざして、 リーダーとして働く女性を応援する F30プロジェクト。 今回は 家計簿アプリや会計ソフトをはじめとした ウェブ系金融サービスを提供する マネーフォワード株式会社さん (以下、マネーフォワード)におじゃまして、 人事を担当するPeople Forward本部 本部長 石原 千亜希さんにお話を伺いました。 国内外からエンジニアを募集し、2024年度を目処にエンジニアの組織で英語の公用化を目指すなど、画期的な取

女性活躍というより、一人の「職業人」として尊重し、個別の事情に寄り添った働き方を提案。

2030年までに“女性活躍”という 言葉がなくなる世界をめざして、 リーダーとして働く女性を応援する F30プロジェクト。 今回は 女性活躍を推進する企業を評価する 「WOMAN’s VALUE AWARD」 「Forbes JAPAN WOMEN AWARD」 での輝かしい受賞歴を持つ、 株式会社Playce(以下プレイス) の代表取締役 秋山 由香さんに、 具体的な取り組みや思い、 そして今後についてなどをお伺いしました。 プレイスは、広告宣伝物、WEBコンテンツな

有休を取ると、手当ももらえる!? “休む文化”を浸透させて、誰もが働きやすい職場へ。

2030年までに“女性活躍”という 言葉がなくなる世界をめざして、 リーダーとして働く女性を応援する F30プロジェクト。 女性活躍と聞くと 女性ばかりにスポットが 当たりがちですが、 その根本は性別問わず活躍できる 環境があるべきだということです。 今回は、従業員が 「働くうえで性差を感じない」と 従業員アンケートで出ている企業、 株式会社コスモスモア (現・株式会社GOOD PLACE)さんの 画期的な従業員支援制度に ついてご紹介します。 働く場をつくるオフィス事

大学時代から女性の働く場をつくり続けて40年。田子社長が大切にしてきた、みんなが幸せになれる働き方とは。

2030年までに“女性活躍”という 言葉がなくなる世界をめざして、 リーダーとして働く女性を応援する F30プロジェクト。 今回は、 “女性起業家第一世代” と言える1980年代に起業し、 今は官庁や企業のICT関連ヘルプデスクの 運営や出版事業を行う、 株式会社コスモピア(以下コスモピア)の 代表取締役 田子みどり(たご みどり)さん にお話を伺いました。 田子さんが大学卒業と同時に起業をして設立したコスモピアは、40年にわたり、女性が働きやすい環境をつくってきた会社で

見ているのは女性活躍のその先。工場の女性管理職を10年前の6倍超にしたカルビーの視点。

2030年までに“女性活躍”という 言葉がなくなる世界をめざして、 リーダーとして働く女性を応援する F30プロジェクト。 今回は誰もが知るあの カルビーさんにおじゃまして、 ダイバーシティに取り組むお二人に 話を伺いました。 カルビーさんに女性活躍についての取材をしたいと思ったきっかけは、noteで見つけたとある記事。カルビー公式noteに掲載されたその記事には、2012年はたった3人だった生産部門(工場)の女性管理職(課長以上)が、2022年には20人に増加した経緯が