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新しいチームで、働きやすい雰囲気づくりをしていきたい。こんなとき、どうする? 《チームマネジメント編-9》

リーダーとして働く女性たちが
実際に体験した、
コミュニケーションや人間関係の課題と
それに対するアクションの
ケーススタディ。

同じような課題を抱える人のヒントになれば、
という思いで届けていきます。

マネージャーとして任された新チーム。メンバーには楽しく働いてもらいたいけれど、結成当初の雰囲気は決していいとは言えなくて……。「チームはワイワイしているのがいい」と言い切るアケミさんは、地道な努力を続け、半年後には理想の雰囲気に近づけることができたそう。ワイワイしている方がいいと思うことには、経験を積んでマネージャーになったアケミさんなりの理由があるそうです。


マネージャーとしてチームに加入。ギクシャクとまではいかないが、良いとは言えない雰囲気……


私が新任のマネージャーとしてチームに加入したのは、昨年の夏からです。
もともと10人近くいたメンバーが半分にわかれて、その片方が私のチームということになりました。

チームができた当初は、「なんか、大丈夫……?」ってつぶやいてしまうような、なんともいえない空気感でした。仲が悪かったりギクシャクしたり、というほどではないけれど、良い雰囲気だったこれまでのチームが、解体されてどこかトーンダウンしているような感じです。


それでも半年後には、メンバーが団結。「マネージャーのために」と動いてくれるまでに


でも、マネージャーに就任して半年くらいしてから、嬉しい変化が起きました。
「これを私たちがやれば、アケミさんが助かる」、「アケミさんが喜ぶから、ここは全員でがんばろう」……メンバーがそんなふうに自発的に動いてくれていたんです。

それも決して恩着せがましくやっていたわけではなくて、私には別のチームの人がこっそり教えてくれたんですよ。

私が彼らに何を与えているのかはっきりとはわからないけれど、“リーダーが怖いから”というよりは、「このチームを盛り立てるためにやるか!」という雰囲気になっていたのは確かです。

思えば、この頃がチームの変換期でしたね。私自身のマネージャーとしてのモチベーションを高めるきっかけにもなりました。


功を奏したのは、月一の懇親会のおかげ? いつだってワイワイ働くチームでいたい!


結成当初は心配すらしていたチームの雰囲気が、前向きに団結して自走してくれるほどになったことに、はっきりしたきっかけは思い当たりません。
でももしかしたら、月に1回は必ず全員が集まって会議をして、その後に懇親会のようなことを丁寧にやり続けているのが、功を奏したのかも。

私たちの働き方は、みんな完全リモートなんです。通勤する会社のような場所はなくて、拠点となっている事務所にも、基本的に毎朝は行かなくていい。それぞれが自宅から車でダイレクトにお客様のところに出向いて、そのまま自宅に戻る。メンバーの自宅もてんでばらばらなので、頻繁に顔を合わせることはできないんですよね。

マネージャーによっては、効率重視で会議も何もかもオンラインにしているチームもあります。その辺は任されているんですが、私は地道に毎月、全員が顔を合わせる機会を作っています。

メンバーとしては、会議が月一回開催されるものと決まっているから、負担に感じるようなこともないのかなと思います。頻繁に誘ったり不定期開催だったりすると、参加率も悪くなるかもしれませんね。


リーダーとの信頼関係が第一ではない。チームとして動いて、多様な視点を共有することが大事


私は、メンバー同士がワイワイしているのがチームの一番良い状態だと思っているんです。
マネージャーである私から信頼されているという土台があって、そのうえでフィールドの中で元気にワイワイしてほしい。

1人で行って1人で帰ってくる、そんな各々の仕事に向き合うなかで、相談ごとがあったら私だけに相談して、私が言うアドバイスを聞いて終わり……というような流れだと、大きな成果やチーム力に繋がらないと感じています。

私と一対一だと、視点が2つしかないわけです。それよりは、チーム内で情報交換したりスキル交換したり、課題解決をしていくようなことを、多くの視点を持っていろんな角度からやってもらった方が、成果としてよくなる
ワイワイがいいと思っている背景は、そんなところにあります。

メンバーには、「いつでも頼り頼られるのを普通にしてください」「チーム内でオープンなコミュニケーションをとってください」と常々言っています。そういう雰囲気は、やっぱりみんなで集まらないとなかなか作れないですから。

今のチームは、メンバーが自走してくれた年末のあたりからワイワイしている感じがすごく出てきているので、喜ばしい限りです。

私自身、1人で業績を引っ張ってきた経験があるわけではなくて、人に助けられてここまで来れたと思っているんです。だからこそ、チームのみんなが団結することによって、結果的に1人1人の能力を超えた価値提案をお客様にできたらいいなと思っています。
そういう経験を経て「このチームでよかった」と感じてくれたら、ますます嬉しいですね。



イラストレーション:高橋由季









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